※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月27日
結論
- Claude Codeは、Anthropicが提供する「ファイルを読み、編集し、コマンドを実行できる」AIツールです。非エンジニア向けの研修では、自社の業務のどの作業に使うかまで演習に入っているかで比べるのが基本です。
- 研修会社を比べるときは、時間・形式・演習環境・情報管理・受講後の支援の5つをそろえて見積もりを取ります。研修とは別に、Claude Codeを使うための利用プランの費用がかかります。
- 助成金(事業展開等リスキリング支援コース)は、2026年8月3日から汎用的なプロンプト講座などが対象外になりました。受講者の職務に直結するカリキュラムにできるかが分かれ目です。対象になるかの判断は労働局に確認してください。
Claude Codeとは(公式ドキュメントで確認できる範囲)
Anthropicの公式ドキュメントでは、Claude Codeは「コードベースを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行し、開発ツールと連携するエージェント型のコーディングツール」と説明されています。使える場所は、ターミナル(コマンド画面)、VS CodeなどのIDE(開発用ソフト)、デスクトップアプリ、ブラウザ(Web)です。
- MCP(Model Context Protocol):AIツールを外部のデータやサービスにつなぐための共通の決まりです。公式ドキュメントでは、Googleドライブの資料を読む、Jiraのチケットを更新する、Slackからデータを取る、といった例が挙げられています。
- CLAUDE.md:プロジェクトに置く説明ファイルで、作業のルールなどを毎回読み込ませられます。
- 権限の設定:公式ドキュメントでは、手動の権限モードでは読み取りだけから始まり、ファイルの編集やコマンドの実行の前に確認を求めると説明されています。組織で設定を管理する仕組み(managed settings)もあります。
機能は更新が多いため、研修で使う機能が今も同じ形で使えるかは、受講前に公式ドキュメントで確かめてください。
利用プランの費用(公式の料金ページの表記)
Anthropicの料金ページ(claude.com/pricing)を2026年10月27日に確認した表記です。価格は税抜で、Anthropicの判断で変わる場合があると書かれています。
| プラン | 料金ページの表記 | Claude Code |
|---|---|---|
| Pro | 月払い$20/年払いは月$17相当($200を前払い) | 含まれる |
| Max | 月$100から | 含まれる |
| Team | 2〜150人向け。Standard席:年払い月$20・月払い$25/Premium席:年払い月$100・月払い$125(1席あたり) | 含まれる |
| Enterprise | 席の料金(US$20/席/月、年払い、20席から)+APIの料金で利用分 | 含まれる |
情報管理の点では、公式ドキュメントに次の違いが書かれています。Team・Enterprise・APIなどの商用の利用では、会社が提供を選んだ場合を除き、送ったコードやプロンプトは生成モデルの学習に使われません。Free・Pro・Maxは、学習に使うかどうかを利用者が設定で選びます。会社で使う場合は、どのプランで受講するかを研修会社と決めておきましょう。社内ルールづくりはセキュリティとAI利用ルールの記事を参考にしてください。
研修会社を比べる5つの項目
| 項目 | 確認すること | 理由 |
|---|---|---|
| 時間 | 実訓練時間が10時間以上か | 国の助成金は10時間以上が条件 |
| 形式 | 集合研修か、同時双方向のオンラインか、eラーニングか | eラーニングは賃金助成がなく、経費の上限も低い |
| 演習環境 | 受講者のPCで行うか、用意された環境か。必要なプランとアカウントはだれが用意するか | 社内PCへの導入の許可や費用が変わる |
| 情報管理 | 演習で社内データを使うか、ダミーデータか。権限設定を教えるか | 情報漏えいの予防 |
| 受講後の支援 | 質問窓口、業務への組み込み支援の有無と料金 | 研修後に使い続けられるか |
非エンジニア向けとエンジニア向けでは、教える中心が違います。非エンジニア向けは、表の集計や書類の整理など日々の作業の自動化、ファイルの扱い方、権限の考え方が中心になりやすいです。エンジニア向けは、コードの修正やテスト、Gitの操作などが中心です。料金の相場はAI研修の費用の記事で整理しています。
助成金の対象になりやすい設計・なりにくい設計
厚生労働省は8月3日の改正で、DX化に関する研修のうち「職務に間接的に必要な内容」「職種を問わず共通に必要な内容」を対象外にしました。対象外の例に「生成AIの汎用的なプロンプトの作り方」、対象の例に「営業担当者が生成AIで商品提案書の構成案や文章を作る訓練」が挙がっています。この考え方をClaude Code研修に当てはめると、次のようになります。
| なりやすい設計(例) | なりにくい設計(例) |
|---|---|
| 経理担当者が、毎月の売上データの集計と帳票作成をClaude Codeで自動化する演習 | 全社員向けの「Claude Codeの基本の使い方」講座 |
| 受講者の職務と内容が合っている(経理の研修に経理担当者が出る) | 職務と関係のない部署の社員もまとめて受ける |
このほか、次の条件も確認します。
- 職場の仕事から離れて行う研修(OFF-JT)で、実訓練時間が10時間以上
- 同時双方向のオンラインは、8割以上の受講が必要
- 所定労働時間外や休日に受けた時間は、賃金助成の対象外
- 研修費は対象経費でも、AIツールの導入費は対象外。Claudeの利用プランの費用は自社で負担する前提で見積もる
汎用講座が対象外になったときの別の道は汎用の生成AI研修が対象外になったら、助成額の見込みは助成金計算ツールで確認できます。制度の詳しい説明はリスキリング支援コースの記事にあります。
よくある質問
Q. プログラミングの経験がない社員でも受けられますか?
A. 非エンジニア向けをうたう研修はあります。ただし、どこまで操作できるようになるかは研修の内容や受講者によって変わります。事前にカリキュラムと演習の内容を確認してください。
Q. Claudeの利用料も助成金の対象になりますか?
A. 厚生労働省のパンフレットでは、AI研修の費用は対象経費で、AIツールの導入費用は対象外とされています。利用料の扱いは労働局に確認してください。
Q. 研修の効果はどう測ればいいですか?
A. 自動化したい作業の時間を研修前に測っておき、研修後と比べるのが一つの方法です。効果は会社や業務によって変わるため、AI研修のROIの記事も参考にしてください。
同じ前提で比べると、違いを確かめやすいよ。