全社共通の単元(DXリテラシー標準を土台に)
| 単元 | 内容 | 参照する資料 |
|---|---|---|
| なぜ使うか | 自社の業務課題と生成AIの位置づけ | DXリテラシー標準「Why」 |
| 仕組みと限界 | 得意・不得意、誤った出力が生じる理由 | DXリテラシー標準「What」 |
| 使い方 | プロンプト、出力の確認手順 | DXリテラシー標準「How」 |
| 入力してよい情報 | 個人データ・機密情報の扱い | 個人情報保護委員会 注意喚起 |
| 生成物の利用 | 類似性・依拠性、社外に出す前の確認 | 文化庁 チェックリスト&ガイダンス |
| 人の判断と記録 | 人間の判断を介在させる業務、ログの確認 | AI事業者ガイドライン第1.2版 |
職種別演習の作り方
- 部署ごとに、繰り返し発生する文書作業・調べもの・集計を3つ書き出す
- 入力してよい情報だけで演習できるよう、架空データまたは匿名化した素材を用意する
- 演習の成果物を「部署で使い回せるプロンプトと確認手順」にする
- 研修後1か月で実務に使ったかを確認し、テンプレートを更新する
| 職種 | 演習テーマの例 | 必ず入れる確認 |
|---|---|---|
| 営業 | 提案書の構成案、商談メモの要約 | 顧客情報を入力しない、数値の再確認 |
| 人事・総務 | 社内通知文の下書き、規程の要約 | 社員の個人データを入力しない |
| 経理 | 集計手順の説明文、関数の作成補助 | 計算結果を元データで検算 |
| 広報・マーケティング | 記事構成、画像生成の下案 | 既存作品との類似確認、社外公開の承認 |
助成金との関係で重要になった点
事業展開等リスキリング支援コースでは、2026年8月3日以降の計画届から、生成AIの汎用的なプロンプト作成のような汎用的な訓練が対象外とされ、特定の営業業務と結びついた生成AI研修が対象となる例として示されました(要約)。職種別演習の比重を高め、単元ごとに受講者の職務との関係を説明できるカリキュラムにしておくことは、助成金の相談でも意味を持ちます。対象可否は労働局の判断です。
時間配分の考え方
人材開発支援助成金の多くのメニューはOFF-JT10時間以上が要件です。たとえば10時間の研修なら、共通単元に4時間、職種別演習に5時間、成果物の発表と振り返りに1時間、という配分が一例です(本稿の例示)。受講者の習熟度に差がある場合は、共通単元をeラーニングにして演習をライブにする方法もありますが、eラーニングの回数制限に注意してください。
相談先・申込先の選び方
研修会社には、自社の部署と業務を伝えたうえで、単元ごとの時間配分と演習素材の作り方を提案してもらいます。カスタマイズ費用が別にかかるか、演習素材の作成を誰が行うか、成果物(テンプレート)の社内利用に制限がないかも確認します。
自社の条件を整理してから相談する
比較表と計算結果を手元に残し、対象範囲・費用・成果条件を公式ページで確認してください。
法人向け研修の内容を確認する広告:業種・職種別カスタマイズ可能な企業向けAI研修。リンク先で申込み・契約等が成立した場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。掲載は推奨順位や計算結果を左右しません。
自社の研修条件を比較する場合(PR・広告)
法人向け生成AI研修の資料案内です。自社の業務課題、対象人数、演習内容、受講期間、税込みの総費用と支払・解約条件を確認してください。助成金の対象・支給、業務削減や投資回収を保証するものではありません。資料取得と有料研修の契約は別です。
この広告リンクを経由した申し込み等により、当サイトに報酬が支払われることがあります。
出典・確認日
- IPA|DXリテラシー標準(DSS-L)(2026-10-12確認)
- IPA|デジタルスキル標準 ダウンロード(ver.2.0)(2026-10-12確認)
- 個人情報保護委員会|生成AIサービスの利用に関する注意喚起等(別添1、令和5年6月2日)(2026-10-12確認)
- 文化庁|AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス(2024年7月31日)(2026-10-12確認)
- 総務省・経済産業省|AI事業者ガイドライン 令和7年度の更新内容(2026-10-12確認)
- 厚生労働省|事業展開等リスキリング支援コース 2026年8月3日からの改正点(2026-10-12確認)
単元と資料の対応づけ、職種別演習の例、時間配分は本稿の整理であり、公的資料が定めたカリキュラムではありません。


同じ前提で比べると、違いを確かめやすいよ。