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eラーニングの生成AI研修は助成金でいくら戻る?賃金助成なし・年度1回・上限15万円をライブ研修と比較

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eラーニングの生成AI研修は賃金助成がなく、リスキリング支援コースでは上限1計画15万円(大企業10万円)、令和8年8月3日から同じ人は年度1回まで。1人22万円の研修でライブ研修と助成額を比べ、定額制・東京都の制度との違いも整理します。

更新日:2026年10月27日。出典・個別条件は本文の確認日を参照。

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結論

  • eラーニング(動画などで各自が学ぶ形式)の研修は、人材開発支援助成金の対象になりえます。ただし賃金助成はなく、経費助成だけです。
  • 事業展開等リスキリング支援コースでは、eラーニングの経費助成の上限が1人1訓練あたり中小企業15万円・大企業10万円です。さらに令和8年8月3日以降の計画届から、同じ人のeラーニングは1年度1回までになりました。
  • 同じ1人22万円・10時間の研修でも、中小企業ならeラーニングは15万円、同時双方向のライブ研修は17.5万円が目安です。

eラーニングで変わる3つのこと

項目eラーニング・通信制通学・同時双方向オンライン
経費助成率(リスキリング支援・中小)75%75%
経費助成の上限(中小/大企業)1人1訓練15万円/10万円1人30万円/20万円(10〜100時間未満)
賃金助成なし中小1,000円・大企業500円(1人1時間)
同じ人の受講回数(1年度)1回まで(全体の3回に含む)全体で3回まで
受講の確認LMSで修了日・受講時間・進捗率などを確認実訓練時間の8割以上を受講

賃金助成がない理由は、支給要領で「eラーニングによる訓練等及び通信制による訓練等の場合」は賃金助成を支給しないと定められているためです(リスキリング支援コース0504ロ、人材育成支援コース06023イ)。それでも、受講中の時間は労働時間なので、賃金は払う必要があります。

年度1回のルール(令和8年8月3日から)

厚生労働省の変更点の資料では、リスキリング支援コースについて次のように示されています。

  • 同じ労働者が1年度に受けられる訓練は3回まで。
  • そのうちeラーニングによる訓練(ほかの実施方法と組み合わせたものを含む)は1回まで。
  • 年度(4月1日〜翌年3月31日)は支給申請日で判定します。
  • eラーニングの回数は、令和8年8月3日以降に提出された計画届による受講だけを数えます。

資料の例を表にしました(同じ人が令和8年度に受講した場合)。

計画形式全体の回数うちeラーニング結果
①eラーニング以外1回目0回目支給
②eラーニング2回目1回目支給
③eラーニング3回目2回目不支給
④eラーニング以外3回目-支給
⑤eラーニング以外4回目-不支給

③は不支給なので回数に数えず、④が3回目になります。生成AIの研修を「基礎編」「応用編」と2本のeラーニングに分けると、2本目は対象外になるおそれがあります。

対象になるeラーニングの条件

  • 標準学習時間が10時間以上、または標準学習期間が1か月以上であること(1か月は10時間として計算)。
  • LMS(学習管理システム)で、修了日・受講開始と終了の日時・受講時間・進捗率などを確認できること。確認できない場合は要件を満たしません。
  • 訓練期間内に修了していること。
  • 労働時間中に受けること。自宅で自発的に学んでいるとみなされると、支給されないことがあります(人材育成支援コースQ&A)。
  • 令和8年8月3日からは、汎用的なプロンプトの作り方など職務に直結しない内容は、リスキリング支援コースの対象外とされています。

同じ研修費で比べた助成額

中小企業・リスキリング支援コース・1人22万円・10時間・1人受講の場合です。ライブ研修は、10時間すべてを所定労働時間内に受けたと仮定します。

形式経費助成賃金助成合計研修費の自己負担
eラーニング15万円(16.5万円→上限)0円15万円7万円
同時双方向オンライン(8割以上受講)16.5万円1万円17.5万円5.5万円
通学16.5万円1万円17.5万円5.5万円

差は1人2.5万円です。人数が多い、時間が長い、単価が高いほど差は広がります。自社の条件は助成金計算ツールで確かめてください。形式ごとの学びやすさは研修形式の比較にまとめています。

定額制(サブスク)や東京都の制度との違い

  • 人への投資促進コースの定額制訓練:受け放題型のサービスが対象です。経費助成の上限は1人1か月2万円で、賃金助成はありません。計画届は契約期間の初日の1か月前までです。くわしくは人への投資促進コースへ。
  • 東京都DXリスキリング助成金:都内の中小企業等が対象で、総研修時間3時間以上10時間未満の研修を助成します。教育機関が計画した公開研修(レディメイド)ならeラーニングも対象ですが、サブスク型(定額制)と通信添削は対象外です。消費税も対象外です。

よくある質問

Q. eラーニングとライブを組み合わせたらどうなりますか?
A. 組み合わせた訓練もeラーニングの回数(年度1回)に数えられます。人材育成支援コースのQ&Aでは、通学制の部分には賃金助成が出るとされています。

Q. 研修会社の「eラーニングも75%」は正しいですか?
A. 率は75%(中小・リスキリング支援コース)ですが、上限が1人1訓練15万円です。1人20万円を超える研修では75%になりません。

参考にした情報(確認日:2026年10月27日)

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シロボのひとこと

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